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webサイトを丸ごと外国語対応できる「Googleウェブサイト翻訳ツール」のメリット・デメリット

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外国人観光客、移住者の増加や2020年に開催される東京オリンピックへの対応として、webサイトの外国語対応を考えているweb担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、コストをかけずにwebサイトに導入可能な「Googleウェブサイト翻訳ツール」について紹介します。

Googleウェブサイト翻訳ツールとは

ウェブサイト翻訳ツールとは、webサイトのテキスト情報を言語変換プログラムを通して自動で翻訳し、サイトに表示するツールです。

なかでも、Googleウェブサイト翻訳ツールは、Googleアカウントさえ取得すれば、誰でも無料で導入ができ、100以上の言語に対応したwebサイトを簡単に構築することができます。

サービス提供当初は、翻訳精度の悪さが指摘されることもありましたが、2016年秋ごろに行なわれた翻訳アルゴリズムの変更で、「ニューラルネットワーク」という文章単位で翻訳するシステムに切り替えたため、精度が飛躍的に向上し、より流暢な翻訳が可能となりました。

Googleウェブサイト翻訳ツールのメリット

1. コストがかからない

webサイトの外国語対応を行なうためには、翻訳会社等に翻訳を依頼するコストと新たに外国語ページを作成するコストがかかります。Googleウェブサイト翻訳ツールであれば、無料で複数の言語に対応することができ、新たにページを作成する必要もないため、コストを省くことができます。

また、更新時のコスト削減と配信スピードにおいてもメリットがあります。
これはwebサイト翻訳ツールすべてに言えることですが、言語ごとにwebサイトを用意している場合、それぞれのサイトを更新する必要があるのに対し、webサイト翻訳ツールを導入していれば、ベースとなるサイト(例えば日本語サイト)を更新するだけで良いのです。

2. 導入が簡単

ツールの導入は管理画面で専用のタグを発行し、webサイトに埋め込むだけの簡単な作業です。言語の選択もタグ発行時に用意された言語の中から必要な言語をチェックするだけで行えます。

導入方法はこの後の「導入方法」の項で詳しく解説します。

Googleウェブサイト翻訳ツールのデメリット

1. 専門用語の翻訳精度がよくない

翻訳の精度が高まっているのは事実ですが、専門用語の翻訳にはまだ対応しきれていないのが現状です。
専門用語を多く含むwebページの外国語対応は、専門の業者に依頼するのがよいでしょう。

2. 画像化されたテキストには対応できない

Googleウェブサイト翻訳ツールはテキスト部分を翻訳するので、画像化された文字は翻訳することができません。
翻訳に対応したい箇所は、テキストにする必要があります。

自動翻訳されない画像化された文字

3. レイアウトやデザインが崩れることがある

日本語を英語等の多言語に翻訳した場合、文字数が増えるため、レイアウトやデザインがくずれる可能性があります。
下記サイトではcssを使用してデザインがくずれないように配慮しています。

翻訳前(日本語)

翻訳後(英語)

Googleウェブサイト翻訳ツールの導入方法

Googleウェブサイト翻訳ツールの導入方法について説明します。

1. ウェブサイト翻訳ツールにアクセス

https://translate.google.com/manager/website/?hl=ja

ウェブサイト翻訳ツール(上記URL)にアクセスし、「今すぐウェブサイトに追加」をクリックします。

2. ウェブサイト情報を入力

ウェブサイトのURLを入力、元の言語を選択の上、「次へ」をクリックします。

3. プラグイン設定

「プラグイン設定」画面では、翻訳する言語、表示モード、詳細設定を行ないます。

翻訳する言語

「すべての言語」を選択すると、現在Googleが対応している言語すべてに翻訳することができます。すべての言語に対応する必要がない場合には、ユーザーが必要とする言語のみを指定します。「言語を指定」を選択すると、言語の候補が表示されます。

表示モード

表示モードはインライン、タブ、自動から選択できます。右側にプレビューが表示されるので、お好みのものを選択してください。

詳細設定

    • ユーザーの言語がページの言語と異なる場合に自動的に翻訳バナーを表示する
      翻訳バナーは以下のようなウィンドウの上部に表示される帯のことです。
      チェックをつけると元の言語とちがう言語のユーザーがアクセスした際に自動で表示されるようになります。

 

    • ページに複数の言語コンテンツが含まれている
      通常、元の言語は翻訳言語に含まれませんが、チェックを入れると元の言語も翻訳言語の中に表示されるようになります。

 

  • Google アナリティクスを使用して翻訳トラフィックを追跡する
    翻訳されたページをGoogle アナリティクスで追跡できます。Google アナリティクスを利用するには、別途アナリティクス設定が必要です。

4. コードの取得

「プラグイン設定」画面の最後にある「コ―ドを取得」ボタンをクリックし、表示されたコードをページに貼り付けて完了です。

さいごに

今回は、Googleウェブサイト翻訳ツールのメリット・メリットと導入方法を説明いたしました。
コストをかけずに外国語対応したい場合は、ぜひGoogleウェブサイト翻訳ツールの導入を検討してみてください。

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