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Webサイト改善における現状分析と問題点の抽出

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Webサイトを改善に携わっていると、よくあるのが「今のホームページは古い。とにかく全面リニューアルしてきれいにしなければ!!」というケースです。しかし、これは間違いです。
ただやみくもに作り変えても、成果にはつながりません。Webサイト改善にあたって、まずは以下のようなことを把握する必要があります。

  • 現行サイトの成績は?(アクセス数、ページビュー、お問い合わせ数など)
  • 現行サイトのターゲットキーワードにおける検索エンジンでの表示順位は?
  • リアルの現場からどのような質問や要望が上がってくるか?
  • ウェブサイト改善にかけられる予算の決め方は?(また、ウェブ以外の媒体や人的リソースにかけている営業コストは)
  • 現在のウェブサイト運用体制は?

これらのことを調べることで、現在のWebサイトの良い点、悪い点が明確になり、次に何から始めるのが効果的なのかという道筋がはっきりします。場合によっては「今のままのホームページをそのまま生かすのが一番だ。」という結論になることさえあるのです。(ほとんどの場合、多くの課題が発見されますが・・・)

では、それぞれの調査項目について詳しくご紹介します。

1.現行サイトの成績について

アクセス解析ソフトを使用して調べます。アクセス解析では、ユーザー数、閲覧数、サイト滞在時間など、自社サイトへ訪れたユーザーの総数や、サイト内での動きなどを調べることができます。アクセス解析ソフトは、サーバに初期導入されているツール、無料ツール、有料ツールなどさまざまありますが、まだ導入されていない方は、できる限り早く、導入することをおすすめいたします。

無料かつ高機能なアクセス解析ツール「Google Analytics」

2.検索エンジンでの表示順位について

現在、インターネットユーザーの9割以上が、調べものをする時にGoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用します。したがって、ターゲットユーザーが検索エンジンでどのようなキーワードを使用して自社サイトを探しているのかを調査・検討し、そのキーワードで自社サイトを上位にヒットさせることが、非常に重要になります。

まずは、リアルな現場でお客様からどのような言葉で質問を受けるのか?について耳を傾け、そのキーワードでYahoo!やGoogleで何位に表示されるか調べてみましょう。

3.リアルの現場からの質問や要望について

制作者側が伝えたい情報と利用者側が知りたい情報が食い違っているということは実によくあることです。自分たちが伝えたい情報ばかり押し売りしていては、ユーザーに逃げられてしまいます。営業の商談記録や、お客様からのお問い合わせの内容について社内調査をし、それらをコンテンツに織り込んでいくことで、ウェブ上でのサービス向上にもつなげましょう。

4.Webサイト改善にかけられる予算について

予算がはっきりしなければ、何も始まりません。Webサイトの改善にどれだけの予算をかけられるのか決めておく必要がありますが、その際に注意すべきことは、コストありきで予算を考えるのではなく、目的・目標ありきで予算を定めるということです。

Webサイトに何十万も何百万もかけるなんてもったいないと感じることもあるかもしれませんが、定めた目的・目標に則ってWebサイトを改善することで、業務効率が格段に向上し、結果的に、費用対効果が非常に高いプロジェクトを遂行できたという成功事例が多数あります。

5.Webサイト運用体制について

Webサイトはリニューアルしたら終わりではありません。なぜならば、リニューアルが目的なのではなく、Webサイト改善を通じて成果を上げることが目的だからです。
そして、Webサイトで成果を上げるためには、継続的にコンテンツの追加と見直しを行うことで、検索エンジン表示順位の上位維持や、訪問者のリピーター化を実現することが不可欠です。
現在の社内でのウェブサイトの運用ルールがあいまいなのであれば、継続的Web改善を実行できるように見直しを図ってみましょう。

さいごに

以上、簡単に説明いたしましたが、とにかく問題点・改善点のあいまいなウェブリニューアルプロジェクトは成功しません。
「とりあえずリニューアル」ではなく、「目的・目標を明確化し、良いところは生かし、悪いところの改良を継続的に遂行する」ことがWebサイト改善の鉄則です。

 

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アーティス

アーティス

創造性を最大限に発揮するとともに、インターネットに代表されるITを活用し、みんなの生活が便利で、豊かで、楽しいものになるようなサービスやコンテンツを考え、創り出し提供しています。
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