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自店に最も適したweb広告って?ただの浪費で終わらせないための広告選定とターゲット設定

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スマホなどのデジタルデバイスなどの接触機会が増え、日本の広告のトレンドは従来のマス広告(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞)からweb広告にシフトが進んでいます。
web広告は少額のコストからでも実施できる点や、広告配信する対象者を細かく絞ることができるという点が非常に優れており、web広告を利用するのは大企業だけではなく、中小企業や個人経営店にも広がってきています。

一方で、web広告は検索連動型広告・ディスプレイ広告・SNS広告・位置情報型広告など様々な分類があり、商材の数は多岐に渡っているため

  • web広告といっても種類が多く何を試せばよいのか分からない
  • 店舗にとってどんな施策を取るのがベストなのか分からない

とお考えの方も多いのではないでしょうか。
自店に合ったweb広告を見つけるためにまず必要なのが、「どういった顧客を集客したいのか」をしっかりと明確にすることです。ターゲットさえ定めることができれば、どの広告を選定すればよいか大まかに判断することが可能です。

この記事では、自店で行うweb広告がただの浪費で終わらないためのターゲット設定と広告選定について解説していきます。

ターゲットを明確化しよう!

店舗でどんなweb広告を実施するのかを決める上で、まず重要になるのがターゲット設定。

売上UPや利益率の向上など店舗にとっての理想の状況を達成するために、「どんな客層を取り込んでいきたいのか」「リピーターを増やしたいのか」「新規顧客を取り込みたいのか」をしっかりと考えて計画に落とし込むことが重要です。

もっとも分かりやすく、大まかなユーザー分類として、集客したいユーザー層がどこに存在するのかを顧客層・顕在層・潜在層・低関心層の4つに分ける方法があります。この分類をはじめに行うことで、どのweb広告を選定すべきかが見えてきます。

集客したいユーザー層はどこ?

ユーザー層の大まかな分類の方法として、顧客層・顕在層・潜在層・低関心層の4つに分ける方法があります。
これを図に表すと以下のようになります。

顧客層は、リピートしてくれる顧客を指します。
顕在層は、商品やサービスにすでに関心がある層を指します。
潜在層に関しては、情報を知れば来店する可能性があります。より多くの人に知ってもらいたい場合はこの層を狙った広告を配信します。
低関心層は店舗に興味がないユーザー。このユーザーに広告でリーチしても成果を得ることができず、単なる広告の無駄打ちとなってしまう可能性が高いです。

まずこの4つの内のどの層に対して広告配信したいかを選ぶことが、幾多あるweb広告の中からサービスを選定する上で重要となります。

ターゲットに合ったweb広告を選ぼう!

ターゲットとなるユーザー層を設定できたら、次はそのターゲットにあった適切なweb広告を選定していきます。
ここでは大まかに検索連動型広告、ディスプレイ型広告、位置情報型広告・SNS広告の4つに分類して、それぞれの広告の簡単な説明と、ターゲット層を解説していきます。

検索連動型広告:顕在層向け

最初に、検索連動型広告です。検索連動型広告はGooglleやYahoo!などの検索エンジンで検索する時に、検索キーワードと連動して表示される広告のことです。
検索連動型広告の最も大きな特徴は、“今”情報を探しているユーザーに広告が表示できるという点。
自店に関連性のあるキーワードが検索された時に広告が表示されるため、リアルタイムで知りたいと思っている人に対して情報を届けることが可能になります。

よって検索連動型広告は4つの大まかな分類の中では、顕在層向けの広告であると言えます。

検索連動型広告/Google広告

ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告):潜在層向け

続いて、ディスプレイ広告です。ディスプレイ型広告はGoogle やYahoo! Japan が運営するwebサイトや、配信パートナー契約をしているwebサイトの広告欄に表示される広告です。テキスト・画像・動画など様々な仕様があり、表示形式や名称などそれぞれバラバラです。

ディスプレイ広告は、リスティング広告のように“今”情報を欲している人に対して出す広告ではありません。その人の過去のweb上の訪問履歴や年齢、性別、地域などの情報をもとに広告を配信します。

バナーなどの工夫次第で視覚的なアピールも可能です。リスティング広告と比べ、より潜在層に対してのアプローチができます。認知度向上などの役割も果たします。

ディスプレイ広告/YDN

関連記事:潜在顧客にアプローチする「コンテンツ連動型広告」

位置情報型広告:顕在層 & 顧客層向け

位置情報型広告はディスプレイ広告の一種です。最大の違いは、配信時のターゲティングの精度にあります。

ディスプレイ広告は、検索履歴やwebサイトの訪問履歴に基づいた“憶測”をもとに年齢や性別、居住地を割り出しています。一方位置情報型広告は、GPSやWi-Fi、Bluetoothなどの情報を基に、その人がどこにいるのかを事実ベースで把握することができます。その情報を基に広告を配信するので、より精度高くターゲットに対して広告を配信することができます。

競合店周辺に訪問履歴がある人に向けても広告を配信できるので、顕在層向けでもあります。
また、ツールによっては自店に来店歴がある人に向けても広告配信が可能なので、顧客層向けにも広告配信ができると言えます。

関連記事:来店に繋がるweb広告とは?位置情報型広告を活用して費用対効果を可視化しよう!

SNS広告:潜在層 & 顕在層向け

SNS広告は、FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどのSNS上での広告配信サービスです。SNS広告の特徴として挙げられるのは、「ターゲティング精度の高さ」です。

SNSには名前や居住地、趣味嗜好など確証性の高い情報がすでに多いため、ターゲティングの質もそれだけ高くなります。SNSのツールによっても異なりますが、ターゲティング次第で潜在層~顕在層に対して広告を配信することができます。

インスタグラムであれば若年層の女性を中心にリーチすることができ、Faceebook広告であれば職業などの細やかな情報の中から配信先を選択することができるなど、それぞれの広告に特徴があります。

関連記事:4つのSNS広告(Facebook,Twitter,Instagram,LINE)を理解しよう!

web広告はPDCAサイクルが重要

ターゲットを絞り、どんな層の顧客を掴んでいきたいのかを明確にすることで、店舗にとってのベストな広告選定が見えてきます。しかし、その結果は予測でしかなく、実際にweb広告を実施した時には、予測していた数値とは全く違うということも出てくるでしょう。

そんな時に意識するべきはPDCAサイクルを回すということです。詳しく説明していきます。

最初から“最適な広告”はありえない

いくらターゲットをはっきりと決めて、web広告を運用しても、最初から理想的で最適なweb広告が実施できることはありません。選定したweb広告自体が間違っているのかもしれないですし、そのweb広告の計画や運用方法に問題がある場合もあるでしょう。

しかしweb広告は「結果が出ているのか出ていないのか」「目標とする数値を達成しているのか」を客観的な数値で全て判断することができます。クリック率は前月よりも○%上がっている、CVは予測よりも良い数値が出ている、など「あらゆる数値を客観的に分析した上で、改善点をまとめ次の広告配信で最適化する」というPDCAサイクルをしっかりと回すことで、店舗にとっての最適な広告に近づいていきます。

まとめ ー 広告選定とターゲット設定の重要性 ー

web広告は、店舗によって最適解がそれぞれ異なります。よってはじめに、その店舗のターゲットは誰なのかをはっきりと決めきることが必要です。その上で店舗に合ったweb広告を実施し、常にPDCAサイクルを回し続けることが、最適なweb広告施策を作り上げる近道となるでしょう。

せっかくの予算を浪費させないためにも、広告選定とターゲット設定を意識してみてはいかがでしょうか。

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アーティス

アーティス

創造性を最大限に発揮するとともに、インターネットに代表されるITを活用し、みんなの生活が便利で、豊かで、楽しいものになるようなサービスやコンテンツを考え、創り出し提供しています。
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