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中小企業におけるホームページの役割とメリット

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今や企業がマーケティング活動を行うにあたって企業ホームページは必要不可欠な存在です。
ただ、中小企業において効果的にホームページを活用できている企業は少ないように感じます。
「とりあえずホームページを作った」だけでは、効果を発揮することはできません。ホームページを持つ目的を明確にし、目的に合った運用を継続的に行ってはじめて効果(企業側のメリット)が生まれます。
今回は、中小企業にとってホームページを持つ目的について再認識していただくために、ホームページの役割と期待するメリットについて整理してみたいと思います。

中小企業におけるホームページの役割

中小企業におけるインターネットの利用状況

出典:中小企業庁ウェブサイト(http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H27/h27/html/b2_1_4_1.html

上記グラフの平成27年度中小企業庁「平成27年度中小企業白書」によると中小企業のホームページを開設している割合は64.4%となっており、中小企業全体の半数以上がホームページを保有していることが伺えます。

また、ホームページを開設した目的としては、下記のような状況となっております。

ホームページの開設目的

出典:中小企業庁ウェブサイト(http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H27/h27/html/b2_1_4_1.html

  • 広報(自社紹介)による信用力の向上 43.2%
  • 販売促進 17.0%
  • 新規受注先の拡大 14.7%
  • 商品説明 14.2%

この結果から分かるように、中小企業ではホームページでは「企業への信用確保・向上」「見込み顧客の獲得」に期待してホームページを開設していることが伺えます。

では、これらの期待する役割をホームページが果たすことで、企業が得ることができる具体的なメリットは何でしょうか?

中小企業がホームページを活用するメリット

1. 低コストで24時間365日情報提供ができる。

インターネット普及前のメディアと言えばテレビや新聞といったマスメディアが主流でした。また、テレビCMや新聞広告は費用が高く、中小企業向きではありません。また、DM(ダイレクトメール)やテレアポ、さらには飛び込みセールスといった見込み顧客を見つけるための営業手法は、人件費や経費がかかります。

しかし、インターネットでの情報提供は、見込み顧客を上手に集客できれば膨大なコストをかけることなく効率的に情報提供ができます。企業情報・製品情報・サービス情報を全国・世界に発信することができます。

ただしここで留意しなければいけない点は、「見込み顧客を上手に集客する」ことです。企業側の安易な解釈ではなく、ターゲットユーザーのニーズなどを踏まえたコンテンツ設計や、SEM(検索エンジンマーケティング)やSEO(検索エンジン最適化)といった集客施策が求められます。

2. 最新情報を伝えることができる。

ホームページの優れている点の1つが「常に最新情報を発信できる」ことです。
これまでの製品カタログや会社案内パンフレットは、変更や追加があった場合、紙媒体がゆえに印刷して再配布する必要がありました。コストと時間がかかります。

しかし、ホームページは情報の修正や追加をいつでも簡単に行うことができます。今では、ホームページのスキルや知識がない方でも簡単に更新ができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)のおかげで、誰でも簡単に更新できます。
新製品や新サービスを提供できるタイミングに合わせて効率的な情報発信が可能です。

ただしここで留意しなければいけない点は、リアルタイムな情報発信があたりまえになった反面、更新を放置してしまうと古い情報がホームページに掲載し続けてしまい、閲覧者にとってマイナスのイメージを与える可能性もあります。ただ開設するのではなく、継続した情報発信・更新が求められます。

3. 情報量の制限がなく、効果的な見せ方ができる。

製品カタログや会社案内パンフレットといった紙媒体には、掲載できる情報量の制限があります。決められたサイズの紙面に文字や写真、図表などの情報を配置しなくてはなりません。また、場合によっては優先順位を付け、掲載したいけどやむを得ず掲載をあきらめるケースも考えられます。

しかし、ホームページであれば物理的な情報量の制限はありません。
文章だけでは伝わりづらい場合には写真や図表を、写真だけでは伝わりづらい場合には文章をといったように必要な情報をいくらでも配置できます。

また、ホームページには「動画」というコンテンツがあります。紙媒体では扱うことのできないコンテンツです。
動画を用いることで、よりユーザーの興味関心を惹きつけたり、より詳しい説明を伝えることができたりします。

4. 企業の信頼度が向上する。

これは、ホームページを持っている企業と持っていない企業とを比較した場合のメリットです。

インターネットが身近にある今、何かを調べようとする時に大半の人々はインターネットを用います。
例えば、取引先の候補にA社とB社があったとします。そのようなケースの場合、それぞれの企業情報やサービス・製品情報を得るためにインターネットで調べるでしょう。その際、ホームページが無かったらその時点で信頼度に差が出ます。

ただし、ホームページを持っていれば良いというわけではありません。
先述しましたように、ホームページを持っている中小企業は全体の7割以上です。ホームページを持っていることが当たり前になっている状況の中で、企業に対する信頼度を向上していくには、ユーザーの求める情報や新しい情報が発信されていることが求められます。

さいごに

中小企業におけるホームページの役割とメリットをいくつか紹介させていただきました。

上記にも挙げさせていただきましたが、ホームページにおける宣伝・広報活動が当たり前である今、ホームページが持つ役割を発揮させるには、ユーザーに求められる情報提供が必要になります。
ホームページに何を期待するのか(ホームページの目的)を明確にした上で、市場や企業活動、さらにはユーザーニーズの変化に合わせたホームページ運用が大切です。

また、中小企業向けにホームページ作成を支援する補助金制度もあります。まだホームページを開設されていない中小企業の方も、補助金制度を利用し、ホームページ開設をしてみてはいかがでしょうか?

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アーティス

アーティス

創造性を最大限に発揮するとともに、インターネットに代表されるITを活用し、みんなの生活が便利で、豊かで、楽しいものになるようなサービスやコンテンツを考え、創り出し提供しています。
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