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Google Site Searchの終了に伴い、無料で広告非表示な「Yahoo! 検索 カスタムサーチ」への移行を検討してみる

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Googleの有料版サイト内検索「Google Site Search」。年間100ドル~の利用料で広告非表示のサイト内検索を手軽に導入できるとサービスとして、企業をはじめとする多くのWebサイトで利用されています。導入されている方は既にご存知かと思いますが、Googleは2018年3月31日をもってサービス提供を終了することを発表しました。

今回は、Google Site Searchのサービス終了に伴い、別サービスへの移行を検討中の方向けに、広告が表示されない無料版サイト内検索「Yahoo!検索 カスタムサーチ」をご紹介します。

Google Site Searchが2018年3月末でサービス終了

Googleはサイト内検索サービスとして、無料版の「Googleカスタム検索エンジン」と、年間100ドルからの利用料で導入できる有料版の「Google Site Search」を提供してきました。

どちらもGoogleの検索技術を利用したサイト内検索サービスですが、大きく異なる点として有料版では検索結果画面に表示される検索連動型広告やGoogleロゴを非表示にすることができます。
そのため、企業などのWebサイトにおいては、Google Site Searchが利用されてきました。

現在Google Site Searchの新規の申し込みや契約更新は受付けておらず、2018年4月1日までにサービス提供が完全に停止されます。Google Site Searchの契約終了後は、自動的に無料版の「Googleカスタム検索エンジン」に移行されますのでサイト内検索機能自体は同じものを利用できますが、Googleのブランドロゴや広告が表示されるようになります。※

そのため、広告やGoogleロゴを表示させたくない場合は、他のサイト内検索サービスへの移行が必要です。

※ 非営利団体および学校においては、無料のカスタム検索エンジンでも広告を非表示にすることができます。
非営利団体向けの情報(Google カスタム検索 ヘルプ)

無料で広告非表示が可能な「Yahoo!検索 カスタムサーチ」

他の有料サイト内検索サービスを調べてみると分かるのですが、サイト内検索って結構な費用がかかります。
Google Site Searchは年間100ドルからの利用料でしたが、国内のASPサービスの場合、初期費用数十万 & 月額費用2万~と、なかなかの費用がかかります。中小零細企業の場合、手が出しづらい価格です。

参考:ASP・SaaSナビ(サイト内検索)

サイト内検索の広告非表示をするために、ここまでの費用をかけるのも悩ましいところです。
そんな方のために、広告非表示のサイト内検索を無料で導入できるツールが「Yahoo!検索 カスタムサーチ」です。

Yahoo!検索 カスタムサーチ とは?

Yahoo!検索 カスタムサーチは、Googleカスタム検索同様にサイトのデザインや検索対象などの条件を指定して、オリジナルの検索窓や検索結果ページを作成できるツールです。Yahoo! JAPAN IDがあれば誰でも利用できます。
そして、無料版のGoogleカスタム検索と異なる点として、検索結果画面に広告が一切表示されません。

Yahoo!検索 カスタムサーチ

Googleカスタム検索エンジン・Google Site Searchとの比較

サービス Googleカスタム検索 Google Site Search
(2018年3月末で終了 )
Yahoo!カスタムサーチ
料金 無料 年間 100 米ドルより 無料
広告表示 表示
(非営利団体および学校を除く)
非表示可 非表示
クレジット表記 必須 非表示可 必須
デザインのカスタマイズ 可能 可能 可能
対象ドメイン指定 可能(制限なし) 可能(制限なし) 可能(5ドメインまで)
除外ドメイン指定 可能(制限なし) 可能(制限なし) 可能(5ドメインまで)
ページへのiframe組込 可能 可能 可能
画像検索 可能 可能 不可
対象言語指定 可能 可能 可能
除外キーワードの設定 不可 不可 可能
類義語指定 可能 可能 不可
検索結果へのサムネイル表示 可能 可能 可能
レスポンシブデザイン(検索結果) 対応 対応 非対応
検索結果 XML フィード
(独自の UI による検索結果のデザイン)
利用不可 利用可能 利用不可

Yahoo!検索は、Googleの検索エンジンを採用していますので、検索精度や結果内容については大きな差は無いと考えて良いでしょう。
ただし、Yahoo!カスタムサーチを導入する上で最も注意すべき点としてレスポンシブデザインに非対応」が挙げられます。

Googleカスタム検索・Google Site Searchの検索結果画面は、レスポンシブデザインに対応しているため、PCでもスマホでも最適なサイズで表示されます。
Yahoo!検索 カスタムサーチの場合は、レスポンシブデザインに対応していないため、スマホで閲覧した際に文字が小くなったり、インライン表示をした際には横スクロールが生じたりします。

スマホでの検索結果画面

Googleカスタム検索・Google Site Search

Yahoo!検索 カスタムサーチ

スマホでの検索結果画面(インライン表示)

Googleカスタム検索・Google Site Search

Yahoo!検索 カスタムサーチ

Yahoo!検索 カスタムサーチの導入方法

1)ログイン

Yahoo!検索 カスタムサーチのページへアクセスし、Yahoo! JAPAN IDでログインします。
Yahoo! JAPAN IDを持っていない方は、「Yahoo! JAPAN IDを取得」からアカウントを作成できます。

2)ログイン後、新規設定をクリック

「新規設定」ボタンをクリックします。

3)基本設定・検索窓デザイン

設定名 管理用の名称を入力します。
1アカウントにつき最大5つまで設定を作成できるので、複数管理する際に区別しやすい名称を設定しておきます。
検索対象 検索対象を特定のWebサイトだけにするのか、Web全体も含めるのかを選択します。特定のWebサイトだけに限定する場合は、ドメインまたはURLを入力します。
検索窓のデザイン1 設置する検索窓の幅と背景色・枠色を指定します。
検索窓のデザイン2 Yahoo!JAPANロゴの表記タイプを選択します。
プロトコルの設定 検索結果が表示される通信環境を設定します。
文字コード 検索ボックスを設置するページで使用している文字コードを選択します。
検索結果の表示 検索結果を別ウィンドウで表示する場合のみ選択します。
iframeを用いてインライン表示する場合は選択しません。

4)検索対象の確認・検索設定

基本設定で入力した検索対象が表示されますので、内容を確認します。
問題がなければ、必要に応じて検索時に追加するキーワードや削除キーワードなどを設定していきます。

追加クエリ 検索時に常に追加するキーワードを指定する事が可能です。
削除クエリ 検索時に常に検索から外したいキーワードを指定する事が可能です。
削除ドメイン ウェブ検索時に検索結果に表示したくないサイトのドメインを指定する事が可能です。
検索対象ドメイン 指定したURLのみ検索結果に表示されます。
対象言語 検索の対象となる言語を指定できます。

5)検索結果ページデザイン

検索結果ページのレイアウトやデザインを設定します。

レイアウト 検索結果ページのレイアウトを3タイプの中から選択します。
画像を表示する際の表示タイプの選択や検索結果の幅指定なども行えます。
検索結果表示ページURL レイアウトの選択でインラインタイプ(iframeを用いてインライン表示)を選択した場合のみ入力します。
テーマカラー 検索結果ページのデザインテーマを指定できます。
背景画像、色 検索結果ページの背景画像、色を指定できます。
ロゴ画像 検索結果ページに表示する、ロゴ画像を指定できます。

6)HTMLソース確認

最後にHTMLコードが表示されますので、表示されたコードをコピーして検索窓を設置したい場所に貼り付けます。
「検索結果ページデザイン」ページで「インラインタイプ」のレイアウトを選択した場合は、検索結果HTMLソースも表示されますので表示されたソースを検索結果ページのHTMLに追加します。

まとめ

  • Google Site Searchが2018年3月末でサービス終了
  • Google Site Searchの契約終了後は、自動的に無料版の「Googleカスタム検索エンジン」に移行される
  • 無料版の「Googleカスタム検索エンジン」は検索結果に広告が表示される
  • サイト内検索のASPサービスは、コストにおいて導入のハードルが高い
  • Yahoo!検索 カスタムサーチは無料かつ広告非表示
  • Yahoo!検索 カスタムサーチはレスポンシブデザインに非対応

Yahoo!検索 カスタムサーチを商用サイトで利用する際には注意点がありますので、事前に確認しておきましょう。
商用サイトでの利用に関するご注意( Yahoo!検索 カスタムサーチヘルプ)

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