ビジネスとIT活用に役立つブログBlog


効果的PDCAサイクルの実現「WebサイトKGIとKPIの設定」

この記事をシェアする:

WebサイトのPDCAサイクルを実行する上で欠かせないアクセスログ解析。
「セッション数」「ページビュー」「直帰率」「コンバージョン率」「コンバージョン数」・・・アクセス解析ツールでは様々なログデータを取得することができます。
Webサイトを運営されている皆さんは、アクセス解析ツールで何を見ていますか?また、解析ツールを活用して効果的なPDCAサイクルを実施できていますか?

アイキャッチ

効果的なPDCAサイクルを実施するためには?

まず御社にとってWebサイトが果たすべき役割(ビジネスゴール)を明確にした上で目標達成度合いを測定する指標(KGI※1)を設定することが必要です。
Webサイトの目的によって目標達成指標は様々ですが例えば、資料請求やお問い合わせなどのコンバージョン数を高め見込み顧客を獲得することが目的(見込み顧客獲得型)である場合は、そのWebサイトの目標達成指標は「コンバージョン数」となります。そして、一定期間における数値目標を立てることで達成度合いを測定していきます。

※1 重要目標達成指標(Key Goal Indicator)経営マネジメント用語として用いられている。

重要目標達成指標(KGI)の設定例

ビジネスゴール 見込み顧客の獲得
重要目標達成指標(KGI) 資料請求数(コンバージョン数)/月10件

単にWebサイトのパフォーマンスを測定するのであれば、これらの指標指数を見て成果獲得の多少判断はできますが、パフォーマンスが低かった場合「原因と改善施策」を見出すことはできません。

PDCAサイクルを実施する上で最も重要なのが、KGIを設定するだけで終わらずに、KGIを達成するプロセスにおける中間評価指標(KPI※2)を設定することです。

※2 重要業績評価指標(Key Performance Indicator)経営マネジメント用語として用いられている。

重要業績評価指標(KPI)とは?

KGIは目標に対する達成度合いを示す指標に対し、KPIは目標達成プロセスの実施状況・実行度合いを中間測定する指標です。KPIを設定し測定することで、改善しなければいけないポイントの早期発見・早期施策が可能になります。KPIもKGI同様に一定期間における数値目標を立てることで、進捗状況を測定していきます。
効果的なPDCAサイクルを実施するためには、KGIに結びつくKPIを見極め設定することが重要です。

では、具体的にどのような指標をKPIとすれば良いのでしょうか。
それは、まず目標達成への成功要因を整理することです。後は、それらの要因をアクセス解析で測定できる指標に落とし込んでいきます。KPIはKGIに結びつく指標でなくてはなりません。

重要業績評価指標(KPI)の設定例

ビジネスゴール 見込み顧客の獲得
重要目標達成指標(KGI) 資料請求数(コンバージョン数)/月10件

 

KGI達成への成功要因 重要業績評価指標(KPI) アクション
検索エンジンからのアクセス増 検索エンジンからのセッション数 目標値よりパフォーマンスが低下したらセッション数増加の対策を打つ
トップページからコンテンツへの誘導率増 トップページ直帰率 目標値よりパフォーマンスが低下したらトップページ直帰率を下げる対策を打つ
サービス紹介ページの閲覧 サービス紹介ページのPV/離脱率 目標値よりパフォーマンスが低下したら導線強化やコンテンツの見直し等の対策を打つ
資料請求フォームへのアクセス増 資料請求フォーム(入力画面)へのセッション数 目標値よりパフォーマンスが低下したらフォームへの導線見直しの対策を打つ

KPIを設定する際には、過去のアクセスログデータからゴールに結びついたユーザーのログデータだけにセグメントしてみると成功要因が見えやすくなります。

このようにKGIとKGIに結びつくKPIを設定し、数値化されたKPIを追って行く事でパフォーマンス低下の「原因」を早期発見し、効果性の高い早期改善を実現することができます。

PDCAサイクルで効果を出す為には、しっかりとした目標の設定と的確な評価を実行することが必要です。

この記事のカテゴリ:

SNSで最新の情報を
受け取ることができます!