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インクルーシブデザインとは?インクルーシブデザインを理解して、あらゆるユーザーを考慮したWebサイトを作ろう

インクルーシブデザインという言葉をご存知でしょうか。
多様性が求められるこの時代では、このインクルーシブデザインをデザインのプロセスで取り入れていくことが重要です。

今回は、そんなインクルーシブデザインについて、簡単にご紹介いたします。

インクルーシブデザインとは

「インクルーシブ(inclusive)」は、直訳すると「すべてを含めて」「包括した」です。
対義語は「エクスクルーシブ(exclusive)」で、直訳すると「排他的な」「閉鎖的な」です。
これだけだと分かりにくいと思うので、語源から考えてみましょう。

「インクルーシブ」は、「インクルード(include)」が語源となっており、直訳すると「含める」となります。
「インクルード」の対義語は、「エクスクルード(exclude)」で、直訳すると「除外する」「締め出す」です。

つまり、インクルーシブデザインとは、いままでデザインの中で除外されてきた高齢者や障がい者・外国人などを含めた多様なの人々をデザインの過程の中で視野に入れる手法です。

この手法は現在、施設や映画、製品、サービス、web等、様々な業態で取り入れられています。

近年では世界中でSDGsについて考える企業や団体も増えてきており、SDGsの「誰一人取り残さない(leave no one behind)」という誓いから、インクルーシブデザインの手法も重要となってきているようです。

ユニバーサルデザインとの違い

ユニバーサルデザインは、健常者であるデザイナーが、高齢者や障がい者など誰であっても使いやすくなるようにデザインします。

それに比べ、インクルーシブデザインは、デザインの過程で健常者だけではなく今まで除外されてきた人々と一緒にデザインのプロセスを進めていきます。
まずは今まで除外されてきたものは何かを理解し、どんな課題があるのか・どんな状況が起こりうるのかを特定するところから始まります。その後、実際に検証を行いつつデザインを作り上げます。

webサイトにおけるインクルーシブデザイン

webサイトでは、「アクセシビリティ」という言葉が馴染み深いと思います。
アクセシビリティ=インクルーシブデザインではありませんが、アクセシビリティは、インクルーシブデザインを取り入れる一つの手法として言えます。視覚障がいのある方が使用する「音声読み上げソフト」に対応するようAlt属性の設定もその1つです。UI・UXについても、同様に言えます。

今までと同等にユーザビリティ・アクセシビリティに考慮したデザインを作成すれば問題なさそうですが、ここで実際に障がい者や高齢者などいままで除外されてきた方々を巻き込んで、実証・検証し、より良いサイトを作り上げていくことが必要になります。

このことから、ユーザビリティテストをうまく活用すると良さそうです。

インクルーシブデザインを取り入れるポイント

1. 「除外」の対象になっているものは何か把握する

まずは、「除外」となっている対象を洗い出し、またそれぞれに対しどういった課題が考えられるのか、理解するところからスタートです。「除外」となる部分は障がい者や高齢者だけではなく、「暗い部屋」や「うるさい場所」など、「環境」や「状況」から生まれる場合もあります。

ここで気を付けたいのは、インクルーシブデザインは「除外」してきた方々のためだけのデザインではないということです。今まで通り、健常者であっても、使いやすいデザインであることも考えなければなりません。

2. デザインの過程で様々な人を巻き込む

インクルーシブデザインは、デザインしてからではなく、デザインする過程から、「除外」されてきた方々と一緒に取組む必要があります。また、UXやUIのプロフェッショナルもデザインの上流工程から巻き込んで、課題解決へ臨みます。

3. インクルーシブデザインのために必要なデザインを学ぶ

上記「Webにおけるインクルーシブデザイン」でも触れましたが、インクルーシブデザインを提案するためには、アクセシビリティやUX、UIなどの知識も必要です。あらゆる障害に対応したデザインを提案するために、引き出しを増やすことは重要なことです。

さいごに

今回は、今の時代で重要な多様性を考慮するべく、インクルーシブデザインについて説明いたしました。
私も勉強を始めたところのため未熟ですが、少しでも理解していただけたらと思います。

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蔦川結美

ソリューション事業部 webディレクター
関東の理系大学にてプロダクトデザインを学ぶ。千葉県にて百貨店社員として接客・マネジメント・商品PR、東京都にて人材紹介の営業を経験した後に、地元浜松へUターン転職。アーティス入社後はWebディレクターとして、大学・病院サイトを始め、コーポレートサイトのディレクション・企画業務に携わっている。
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