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Windowsで至高のターミナル生活を求めて(Alacritty編)

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ターミナルのいい季節になってきた今日この頃。またお会いしましたね。前回の記事ではMSYS2をご紹介しました。

今回はクロスプラットフォームのGPUを使用する高速なターミナルエミュレーターが売りのRust製のAlacrittyをインストールから起動まで試してみました。

WindowsのコマンドラインインストーラーのScoopを使ってAlacrittyのインストールから起動までを行っていきます。

1. Scoopとは

Scoop installs programs from the command line with a minimal amount of friction. It tries to eliminate things like:

  • Permission popup windows
  • GUI wizard-style installers
  • Path pollution from installing lots of programs
  • Unexpected side-effects from installing and uninstalling programs
  • The need to find and install dependencies
  • The need to perform extra setup steps to get a working program
What does Scoop do?

WindowsにはChocolateyなどのパッケージマネージャーが存在しますが、その他のパッケージマネージャとの違いを公式Wikiにまとめられています。

レジストリをいじられることがないので気軽にインストールや削除を行えるのがうれしいポイントです。

2. Scoopのインストール

PowerShellを開いてクイックスタートの通りに進めていきます。

1.  PowerShellにローカルスクリプトの実行を許可

2. Scoopのインストール

Scoop経由でインストールしたパッケージはデフォルトでは C:\Users\\scoop\apps\  フォルダ以下に配置されます。

3. Scoop経由でAlacrittyをインストール

PowerShellから以下のコマンドを実行します。

Alacrittyのインストール結果の最後に extras/vcredist2017 がサジェストされています。
VisualC++を未インストールの方は  scoop install extras/vcredist2017  VisualC++もインストールしましょう。

On Windows, Alacritty also requires Microsoft’s VC++ redistributable.alacritty/README.md

4. Alacrittyの設定

Alacrittyは以下のパスに設定ファイルを配置する事で設定変更が可能です。※1

 %APPDATA%\alacritty\alacritty.yml   に以下の設定を追加してみます。

設定ファイルの詳細は公式Wikiに記載されています。
フォントやカラースキーマの変更をしたい方は公式Wikiを参照しましょう。

5. Alacrittyの起動

Alacrittyを起動します。 Scoop経由でインストールした実行バイナリは以下のフォルダに配置されます。

設定ファイルでWSLで起動する設定を追加しましたので、WSL2のUbuntu 20.04 LTSが起動されていることが確認できますね。

設定ファイルを配置せずにデフォルトの状態で起動する場合はPowerShellが起動します。

まとめ

Alacrittyのインストールから起動までをご紹介しました。
以前ご紹介したMSYS2と比べて体感で感じるほど実行速度は圧倒的に速いです。
ただ、日本語を入力中の変換候補が左上に出る症状があり筆者は導入を泣く泣く見送りました。

普段使いのターミナルとは別のものを探してる方は一度試してみてはいかがでしょうか。


※1  Win + r  +  shell:appsfolder  又は エクスプローラーに  %APPDATA%  をそのまま入力すると実際のパスに移動できます。


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