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webサイトにアクセスするユーザーの検索キーワードを知り、サイト改善やSEOに役立てよう!

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運営しているwebサイトやブログなどにユーザーがどのような検索キーワードでアクセスしているのかを知ることはとても重要です。
ユーザーの流入検索キーワードを知ることで、ニーズの高いキーワードや想定していなかったキーワードを把握することができるので、サイト改善やSEOに役立てることができます。

今回は、自社のwebサイトに訪問するユーザーの検索キーワードを調べる方法についてご紹介します。

方法1:Googleアナリティクスで検索キーワードを調べる

ユーザーの流入検索キーワードは、Googleアナリティクスで調べることができます。

検索キーワード調査方法

はじめにGoogleアナリティクスにログインし、管理画面から「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」の順にクリックします。ユーザーの流入チャネル一覧が表示されますので、表内の「Organic Search」をクリックしてください。


流入検索キーワード一覧ページが表示されます。

流入検索キーワード一覧でいくつかの検索キーワードを見ることができますが、「no provide」という表記が大半のアクセスを占めていることが分かります。

no providedとは?
no providedという表記は検索エンジンが検索キーワードを取得できなかったことを表します。
Googleや検索エンジンが通信を暗号化する仕組み(SSL)を利用しているため、ユーザーの検索キーワードが暗号化されてしまい、キーワードの取得ができなくなっているためです。SSL暗号化通信の詳しい内容は下記の記事をご覧ください。

▼ 今さら聞けない「常時SSL」~ Chrome68から全HTTPサイトに警告表示 ~

このようにGoogleアナリティクスでは、多くのキーワードが「no provided」としてまとめられてしまうため、ユーザーの検索流入キーワードをしっかりと把握することができません。

no providedと表示され取得できていないキーワードを知る方法として、Googleサーチコンソールを利用する方法があります。

方法2:Googleサーチコンソールで検索キーワードを調べる

Googleサーチコンソール(旧ウェブマスターツール)は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Googleサーチコンソール導入することで、検索キーワードはもちろん、キーワードごとの「表示回数」「クリック率」「掲載順位」などをチェックすることができます。詳しくは次章でご説明いたします。

Googleサーチコンソールで注意しなくてはいけないことは、Google検索のみが対象となる点です。Yahoo検索などのGoogle以外の検索エンジンからの流入キーワードは対象になりません。
Google以外の検索エンジンからのアクセスが多いwebサイトは、Googleサーチコンソールでの分析が適していない場合がありますのでご注意ください。

検索キーワード調査方法

サーチコンソールでは「検索パフォーマンス」ページで検索キーワードを調査することができます。

サーチコンソールにログイン後、画面左にある「検索パフォーマンス」をクリックします。流入検索キーワードは折れ線グラフの下の「クエリ」に表示されます。

サーチコンソールの「検索パフォーマンス」ページを活用しよう

サーチコンソールの「検索パフォーマンス」ページでは、「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR」「平均掲載順位」を見ることができます。

合計クリック数 Googleの検索結果画面に表示された自身のサイトがクリックされた合計回数 =訪問数
合計表示回数 ユーザーの検索によってGoogleの検索結果画面に自身のサイトが表示された合計回数
平均CTR CTRとは、Click Through Rateの略です。表示回数のうちクリックされた割合(クリック数÷表示回数)=クリック率
平均掲載順位 Googleの検索結果画面における自身のサイトの掲載順位の平均

キーワードごとに「平均CTR」と「平均掲載順位検索」を表示させるには、上部に表示されているサイト全体の「平均CTR」と「平均掲載順位検索」をそれぞれクリックしてください。


また、クエリ(検索キーワード)別以外にも「ページ」「国」「デバイス」別に分析をすることができます。検索パフォーマンス画面の棒グラフ下のタブからご覧いただけます。

では、「検索パフォーマンス」のデータを基にした分析例をご紹介いたします。

検索キーワードの「検索順位」と「CTR」に注目して分析する

【POINT1】「検索順位」が高く「CTR」(クリック率)が低いキーワード

「検索順位」が高く「CTR」(クリック率)が低いページは、すなわち検索結果に表示されているのにも関わらずユーザーにクリックされづらいページということです。ユーザーは検索結果ページで「ページタイトル」と「ディスクリプション」を見て気になったページをクリックします。「ページタイトル」と「ディスクリプション」に問題がある可能性がありますので、下記のような対策が必要とされます。

対策

ページの内容に合ったタイトルをつけたり、魅力的な紹介文にしたりする等、検索結果の見た目を改善することで、クリック率の向上が見込めます。
実際にそのキーワードを検索して、検索上位にあるページのタイトルとディスクリプションを参考に、ユーザーがそのキーワードに対してどのような情報を求めているか推測してみましょう。

タイトル・ディスクリプションの改善方法については下記の記事をご覧ください。
ディスクリプション の最適化はクリック率(CTR)に直結する!正しい書き方を3つのステップでご紹介

【POINT2】「検索順位」が低く「CTR」(クリック率)が高いキーワード

CTRとは、表示回数のうちのクリックされた回数の割合(クリック率)を指します。「CTRが高い=検索結果の表示がユーザニーズと合致している」ことが推測できます。
また、検索順位が2ページ目以降なのにも関わらずCTRが高いキーワードがあるとすれば、あるキーワードに対して、ユーザーが期待する結果が上位には表示されず、検索結果の2ページ目3ページ目まで遷移して、やっと期待する情報を見つけたことが伺えます。

対策

このキーワードに対応したページを充実化させ検索結果の上位表示させることで、さらなるアクセスを見込むことができます。実際にそのキーワードを検索して、ユーザーがどのような情報を求めているかを分析し、よりユーザー満足度の高いコンテンツを追加していきましょう。

特定ページの検索キーワードを分析する

サーチコンソールの検索パフォーマンスページでは特定ページに絞って、検索キーワードを分析することができます。例えば、自サイトのランディングページにどのようなキーワードで訪問しているのか分析することに活用できます。

その他にも「検索キーワード」「ページ」「国」「デバイス」で絞り込み、分析したい期間や期間の比較もできるのでサイトの変化も分析することができます。

分析方法

検索パフォーマンスページの「ページ」タブをクリックし、分析したいページのURLをクリックします。


その後「クエリ」タブをクリックします。「CTR」と「検索順位」が表示されていない場合は「平均CTR」と「平均掲載順位」をクリックしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Googleアナリティクスではno providedが表示され、分析ができなくなってしまったキーワードも多いですが、サーチコンソールを活用すれば流入検索キーワードを知ることが可能です。またかなり細かいところまで分析ができるので、ぜひ一度お試しください。


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