マーケティングという言葉は、ビジネス上、至極普通に使われる言葉ですが、その意味を正しく理解して使われているケースは多くありません
ビジネスに付きもののマーケティングという言葉ですが、この単語は、その意味があいまいなままに使われることが多い言葉の1つです。
「製品を販売するための技術や調査」という意味で使われる事が多いのですが、実は逆で、マーケティングの一部として販売という行動があるのです。
米国マーケティング協会では「マーケティングとは、個人と組織の目的を満たすような交換を生み出すために、アイデアや財、サービスの考案から、価格の設定、プロモーション、そして流通に至るまでを計画し実行するプロセスである」としています。
つまりマーケティングとは、大ざっぱな見方をすれば、企画や製造を含めた、商売のはじまりからおわりまでのすべてといっても過言ではありません。
マーケティングについて、「マネジメント」という言葉を生み出したとされるピーター・ドラッカー氏は、自著の中で以下のように述べています。
「もちろん何かを売る必要はあるだろう。しかしマーケティングの目的はセリング(売り込み)を不要にすることなのである。マーケティングの目的は、顧客について十分に理解し、顧客に合った製品やサービスが自然に売れるようにすることなのだ。」
(『マネジメント―課題、責任、実践』ダイヤモンド刊)


