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大学の強みをアピールする「数字で見せるコンテンツ」

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2018年問題を抱える大学にとって、受験生に大学の魅力を伝えることは非常に重要なテーマであり、各大学で様々なアプローチがなされています。そんな背景の中、数年前から「数字で見る●●大学」というようなコンテンツで大学の特徴をアピールする大学が増えてきました。

その背景と事例をご紹介したいと思います。

数字で見せるコンテンツが増えた背景

平成22年6月15日に行われた学校教育法施行規則の改正により、平成23年4月1日から教育情報の公開が義務化されました。

情報公開が義務化された内容は以下のように多岐渡ります。

  • 大学の教育研究上の目的に関すること。
  • 教育研究上の基本組織に関すること。
  • 教員組織,教員の数並びに各教員が有する学位及び業績に関すること。
  • 入学者に関する受入方針及び入学者の数,収容定員及び在学する学生の数,卒業又は修了した者の数並びに進学者数及び就職者数その他進学及び就職等の状況に関すること。
  • 授業科目,授業の方法及び内容並びに年間の授業の計画に関すること。
  • 学修の成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準に関すること。
  • 校地,校舎等の施設及び設備その他の学生の教育研究環境に関すること。
  • 授業料,入学料その他の大学が徴収する費用に関すること。
  • 大学が行う学生の修学,進路選択及び心身の健康等に係る支援に関すること。

上記の情報を収集・集約することで自身の大学を表す様々な情報を数値化するベースが確立され、各大学が情報公開をおこなう中で、他大学と比較し自身の大学の優位性がこれまで以上に明確になったことが「数字で見る●●大学」などのコンテンツが増えた要因の一つだと考えられます。

事例紹介

では、自身の大学の強みを数字でどのように見せているか、いくつか事例を紹介します。

資格・就職に関する数字

受験生にとって資格の合格率や就職率、就職先などの情報は非常に関心の高い情報です。

多くの大学サイトでもこれらに関する数字を掲載していますが、下記大学のように単に数字を掲載するだけでなく、他大学と比較した順位も掲載することでより説得力をもたせています。
また、受験生が興味を持つ具体的な職業の就職実績を訴求することで、より強いインパクトを与えています。

第三者機関からの評価に関する数字

国内外の大学評価機関のランキングや教育機関・企業からの評価など、外部からの客観的な評価を掲載することで説得力をもたせています。

東京工業大学

自身の大学ならではの数字の見せ方

他大学では真似できない、自身の大学ならではの数字を掲載している事例です。

日本大学ではマンモス大学の強みを活かしたスケールの大きさを表す数字を掲載しています。
東京大学ではノーベル賞に総理大臣、宇宙飛行経験者など「さすが!」と思わせるユニークな数字でユーザーの興味を引き付ける工夫がされています。

さいごに

数字で見せるコンテンツをいくつかご紹介させていただきました。

どの大学も基本的な統計数字だけではなく、自身の大学の強みをしっかりと理解したうえで、効果的な見せ方を研究しているのが見て取れます。また外部の統計データやアンケート結果なども積極的に取り入れ、コンテンツを充実させています。

上記の事例も参考に改めて自身の大学の強みを洗い出してみてはいかがでしょうか?

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