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受験生サイトを公開している大学の割合と気になるサイト構成

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近年、大学公式サイトの他に、受験生に特化した情報を掲載するウェブサイト(受験生サイト)を立ち上げる大学が増えてきました。

受験生サイトは大学のすべてのステークホルダーに向けて情報発信する公式サイトとは違い、受験生だけに特化したビジュアル、コンテンツで訴求できるため非常に効果的です。
ただ、一括りに受験生サイトといっても、サイト構成や掲載されている情報は大学によってまちまちです。

大学広報担当の方とお話をする機会がありますが、どう受験生サイトを構築・運営するか悩んでいる方が多く、受験生サイトの有効性やサイトのあり方について相談を受けます。
今回はそのようなお悩みを抱えている大学の広報担当者様向けに、受験生サイトを公開している大学の割合を含め、訴求方法などを紹介したいと思います。

受験生サイトを公開している大学の割合

弊社の本社のある中部地区にメインキャンパスを置く公立・私立の4年制大学サイトのうち、受験生サイトを公開している大学の割合を調査しました。

なお、調査するにあたり受験生サイトを以下のように定義しました。

  1. 独立したウェブサイトであること。
  2. 受験生に向けたコンテンツを中心に掲載していること。

調査結果

中部地区にメインキャンパスを置く106大学のうち、受験生サイトを公開している大学は58校で、過半数を超える結果となりました。

ただ、国公立大学と私立大学では、受験生サイトを公開している大学の割合に大きな差がありました。

国公立大学は知名度や授業料の面で優位性があり、私立大学に比べ受験生獲得に対する競争意識が薄いためと考えられますが2018年問題を控え、今後受験生サイトを立ち上げる国公立大学が増えるのではないでしょうか。

受験生サイトを公開している大学の割合

【私立】受験生サイトを公開している大学の割合

2018年問題

2018年問題(2018ねんもんだい)は、日本の大学受験業界において用いられている言葉である。日本の18歳人口が2018年ごろから減り始め、2016年現在で定員割れが全体の4割にのぼる多数の私立大学が閉学等の激変期を迎える大学経営上の問題である。wikipediaより

受験生サイトの内容・構成

冒頭でもお伝えしましたように、受験生サイトで掲載している内容や構成は各大学によって異なりますが、大きく3つの分類に分けることができます。

ランディングページタイプ

オープンキャンパスの告知、申し込みなど、単一の目標に焦点をあてた構成となっています。

資料請求やイベントへの申し込みフォームを同一ページに埋め込み、誘導することでコンバージョンの向上が期待できます。
また、リスティング広告やバナー広告などと連携し、広告からランディングするページとしても活用することができます。

参考:新潟産業大学様 オープンキャンパス特設ページ

新潟産業大学様

大学公式サイト併用タイプ

大学公式サイト内では訴求しきれない受験生向けの情報を掲載しつつ、入試情報や学部紹介などは大学サイトに誘導する構成です。
パララックスや動画などを用いた視覚的な訴求方法で、受験生の興味を惹きつけることを狙った特設サイトが多いです。

また、大学サイト内にある入試情報や学部紹介へ誘導しているため制作コストを抑えられるメリットもありますが、大学サイトと受験生サイトとを行き来する必要があるため、分かりやすい導線設計を行う必要があります。

参考:静岡理工科大学様 受験生サイト

静岡理工科大学様

受験生サイト完結タイプ

入試情報や学部紹介なども受験生サイトに盛り込み、受験生に関する情報をすべて網羅した構成です。

大学公式サイト併用タイプと同様に、受験生に対して様々な訴求方法で大学の魅力をアピールでき、なおかつ受験生サイトと大学公式サイトを行き来しなくても情報を得ることができるため、使い勝手がよくユーザーエクスペリエンスに優れたサイト構成といえます。

ただ、ページ数が多くなるため、その分制作コストも高くなる傾向にあります。
また、更新が必要な箇所が多くなるため、学内の更新運用体制を確立しておく必要があります。

参考:常葉大学様 受験生サイト

常葉大学様

さいごに

受験生サイトを公開している大学の割合は、過半数を超える結果となりました。

特に私立大学においては、7割近くが受験生サイトを公開していることを考えますと、まだ公開されていない私立大学は早急に検討する必要があると思います。
大学の広報戦略にあった形で、自身の大学に合った受験サイトを構築してはいかがでしょうか?

今回の調査対象は中部地区の大学のみですので、地域によって若干傾向が異なるかと思いますが参考になれば幸いです。

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