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BtoBの中小企業Webサイトでもスマートフォン対応が必要な理由

「うちはBtoBだから、ホームページのスマートフォン対応は必要ない。」このような理由で、ホームページのスマートフォン対応をしていない中小企業が多いのではないでしょうか。 しかし、スマートフォンの普及に伴い、予想以上に個人のスマートフォンで目的の企業情報を取得するケースが増えています。
今回は、統計データを元にBtoB企業でも企業サイトのスマートフォン対応が必要な理由を解説していきます。

年代別スマートフォンの保有状況

はじめに、スマートフォンの保有状況を見ていきましょう。総務省が公表している「平成27年度情報通信白書」によると、年代別保有状況は以下のようになります。

20代94.5%
30代92.4%
40代83.9%

このことから、20歳-49歳のビジネスパーソンともいえる年代の保有率が非常に高いことが分かります。

仕事でのスマートフォンの利用状況

次に仕事でのスマートフォンの利用状況を調査した結果があります。公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会が2015年に発表した「第6回 企業内Web閲覧環境に関する調査」によりますと、目的企業のプレスリリースや企業情報、製品・サービスの情報を取得する際に、約半数以上のビジネスユーザーが個人所有のスマートフォンを使用している調査結果が発表されています。
2013年にも同様の調査を実施していますが、当時は約15%前後だった利用率が、2015年には60%前後に上昇しています。

出典:公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会「企業内Web閲覧環境に関する調査」

このことから、スマートフォンが日常生活に浸透していった結果、スマートフォンを利用して目的企業の情報収集を行うケースが増えていったことが分かります。スマートフォンは、場所を選ばずに情報収集を行うことができるので、空いた時間や思いつたときにスマートフォンかで検索するといったシーンが予想されます。

実際に、弊社のBtoB企業様のWebサイトでも、ここ数年でスマートフォンからのアクセスがアクセス全体の30%から40%くらいにまで増加しているケースが増えてきました。

これらの利用実態や想定される利用シーンを踏まえて、例えBtoB企業のWebサイトであってもスマートフォン対応が必要ではないかと考えます。また、競合他社との比較においてもスマートフォン対応しているサイトとそうでないサイトでは、使い手に与える印象は異なりますので、いち早く対応することをおすすめします。

採用への影響

中小企業Webサイトの目的の一つに「採用活動」があります。先述の年代別スマートフォンの保有率でも採用活動における主ターゲットである20代のスマートフォンの保有率は94.5%とどの年代よりも高くなっています。

また、マイナビが2015年6月に行った就活生を対象にしたアンケート調査では、「採用ホームページはスマートフォン向けに最適化(スマホ対応)されていた方がよいか?」に対し、「最適化されていた方がよい」と答えた方が45.8%と一番多い結果になっています。

採用HPはスマートフォン向けに最適化されていたほうがいいか

出典: マイナビ「2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」

企業の採用活動においてスマートフォンデバイスを主軸にした広報活動はますます重要になっていきます。
求職者に対して企業や仕事の魅力を伝えるためには、スマートフォン対応は欠かせません。

さいごに

常に身近にあるデバイスである「スマートフォン」。スマートフォンが日常生活に欠かせないものになり、ここ数年でネット利用シーンは多様化しています。中小企業においてで「BtoBだからうちの見込み顧客や既存顧客はスマートフォンからアクセスしてこないよ」という考えは、ビジネスチャンスや採用機会を逃しているかもしれません。また、競合他社やがスマートフォン対応をしていないのであれば、他社より先にスマートフォン対応をすることで差をつけることができるチャンスになるかもしれません。

この記事を書いた人

アーティス
アーティス
創造性を最大限に発揮するとともに、インターネットに代表されるITを活用し、みんなの生活が便利で、豊かで、楽しいものになるようなサービスやコンテンツを考え、創り出し提供しています。
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