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【遠州探訪】成り立ちを知って更に楽しむ「浜名湖南部」の魅力

突然ですが、「浜松」と言えば何を思い浮かべますか?

「うなぎ」「浜松餃子」「楽器産業」と答える方が多いと思いますが、弊社(株式会社アーティス)の本社がある浜松には、これら以外にも名産物や観光スポットが、たくさん存在します。そんな浜松の魅力をシリーズでお伝えしていきます。
その中でも、今回は、浜名湖の「今切(いまぎれ)」と周辺スポットについて紹介したいと思います。

浜名湖は「湖」なのに実は海につながっている

筆者は、関西の出身なので、浜松に移り住むまで浜名湖を実際に見たことがありませんでした。
浜名湖といえば、大きな湖に、うなぎがいっぱい養殖されているイメージで、文字通り「湖」ですので、周りを陸に囲まれた、巨大な池だと思っていました。

が・・・、実は、
南部でガッツリ海とつながっています。

東海道新幹線によく乗る方は、ご存知かもしれませんが、途中で海にかかる橋の上を走っている場所があります。
その場所こそ、浜名湖と海が繋がっている部分になります。

浜名湖今切

「今切れた!」が「今切」と呼ばれるようになった理由

今でこそ、海とつながっている浜名湖ですが、昔は本当に陸に囲まれた湖だったようです。

浜名湖は、昔「遠津淡海(とおつあわうみ)」と呼ばれていたのですが、この淡海というのが、淡水湖だったことを表しています。(実は、淡水湖の更に前は汽水湖だったという歴史がありますが、それはまたの機会に紹介したいと思います。)

ところが、1498年に発生した大地震によって、浜名湖と海を分けていた陸地が切れて、海とつながりました。

その時から、淡水と海水が混ざっている、大変めずらしい「汽水湖」になり、いろいろな魚や生物が住み着くようになりました。この陸地が切れた場所を、「今切れた」という意味から、「今切(いまぎれ)」と呼ぶようになったようです。

おすすめスポット
浜名湖体験学習施設「ウォット」では、浜名湖の多様な生態系を楽しむことができます。

浜名湖体験学習施設「ウォット」

特別史跡「新居関所」(正式名称:今切関所)

この今切には、東海道が通っており、地形的に、交通要所として、新居関所が設けられていました。
今切から、西の新居宿(静岡県湖西市)と東の舞阪宿(静岡県浜松市西区)の往来を管理していたようですが、この関所にも浜名湖や、今切ならではの歴史があります。

最初は、1600年に設置されたようなのですが、その後、1707年の地震で移転となり、さらに1854年の地震で現在の関所の場所に再移転しています。
浜名湖が海とつながったこの場所を、交通要所として、陸路だけでなく海路も管理する目的で設置されたのですが、地震の影響を受けやすい場所ですので、維持が大変だったようです。

新居関所

新居関所

この新居関所は、主要街道の関所建物としては唯一現存する関所でして、現在でも当時の雰囲気を味わうことができます。

また、新居宿「旅籠紀伊国屋」資料館では、新居宿や、東海道や旅籠屋に関連する資料が集められておりますので、関所と合わせて見に行くと、より楽しめます。

関連リンク:新居関所

現在の今切と弁天島

昔は渡し船で移動していた今切も、現在では、国道一号線(東海道)のバイパスが設置されたことで、浜名大橋という立派な橋が立っています。車で通過すると、北は浜名湖、南は遠州灘という絶景が広がります。

その他にも、今切の少し北側には、「弁天島」と呼ばれる島と、その周囲に、いくつかの島があります。
このいくつかの島は、元々半島だったようですが、地震により4つの島になった後、さらに、明治から、昭和初期に別荘地の分譲を目的として埋め立てられ、整地されたようです。

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浜名大橋

現在では、一見、大きな埋立地に見えますが、実は、弁天島、新弁天、日の出園、蓬莱園、千鳥園、観月園、乙女園、渚園など、細かく分けられた島で構成されており、ほかでは見られない独特な景色になっています。(島と島の間に、マンションだけ建っている島もあったりします。)

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弁天島

弁天島では、遊覧船に乗ったり、海水浴や、潮干狩りができたりしますので、家族連れでも楽しむことができます。

関連リンク : 浜名大橋 / 舞阪町観光協会 

さいごに

いかがでしたでしょうか、浜名湖が海とつながる今切の周辺には、このような面白いスポットがあります。

一つずつ見ても楽しいスポットですが、浜名湖の成り立ちを知った上で、複数の関連するスポットを訪れると、さらに楽しめるかと思います。

浜松にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

この記事を書いた人

tkr2f
tkr2f事業開発部 web application engineer
2008年にアーティスへ入社。
システムエンジニアとして、SI案件のシステム開発に携わる。
その後、事業開発部の立ち上げから自社サービスの開発、保守をメインに従事。
ドメイン駆動設計(DDD)を中心にドメインを重視しながら、保守可能なソフトウェア開発を探求している。
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